- 「怪我や障害の治療経験から、高齢者の生活自立サポートの構想へ」ー米国のリハビリ現場視察ー
- 1996年4月に自宅から接骨院を現在の場所に移転。
スポーツでのケガの患者様が多く来院してくださるようになり、「ケガの治療後にリハビリやチームへの復帰の為のトレーニング施設を作って欲しい」というご要望を多くいただくようになりました。
体育協会のアスレチックトレーナーの資格も持っていたため、中学校、高校、社会人のサッカーチーム、高校、社会人のバレーボールチームなどのトレーナーも歴任しており、また、私自身も高校3年までサッカーをしていたことから、ケガ後のリハビリには苦労した経験がありました。 漠然と「リハビリの出来るトレーニング施設フィットネスクラブみたいなものがあればなぁ」と思うようになっていました。 折りしもそれは『介護保険制度』が始まろうとした頃のことで、「高齢者になっても、体力があれば自身で買い物に行けたり外食も出来る、自宅でも歩いて食卓に行ける、トイレも自分で行けるのでは」とも思いました。
トレーナー仲間に相談したところ、アメリカではフィットネスジムやリハビリ専門のクリニックもあり、高齢者の老人施設やトレーナー活動も充実していると教えてくれ、1999年12月に視察に行ってきました。アリゾナ州立大、アリゾナの老人施設やリハビリ専門のクリニック、カリフォルニアのゴールドジムなどなどを見学しました。アリゾナのツーソンにある高齢者施設をいくつか見学したのですが、施設を中心にレストラン・ダンスホール・フィットネスジム・シアターなどがある集合体、一口で言うと街でした。アメリカには、日常的に運動をする文化があるのだと実感しました。漠然と思い描いていたものが明確になり、フィットネスで運動の出来るデイサービスセンターを作ろうと計画、合わせてスポーツ選手のリハビリ指導にも活用することにしました。
2002年2月5日、地域のためにもなるのではと「永田デイサービスセンター」を開設、その時のスローガンが「元気老人を作ろう」です。当時、高齢者やハンディキャップのある方がマシーントレーニングを行なう施設は無かった為、大変な思いをしたことも今となってはいい思い出です。
治療やトレーナー活動を通して、「みんなが明るく元気になって欲しい」と思うようになり、それは、患者さんデイサービスのご利用者さん、身近な会社のスタッフ・地域・焼津市民・静岡県民、と想いは拡がって、それって日本じゃないかな、いやいや、世界を明るくしたい!と思うようになりました。
永田医療研究所有限会社沿革
1987年7月 | 院長の自宅の庭の一部にベッド3台の 「永田接骨院」開業 |
1987年8月 | 患者様が列をつくるようになり増築。 ベッドは9台に増える。 |
1990年8月 | 念願だった初めての社員が入社 |
1996年4月 | 院前の患者様の車来院渋滞が日常的に。 ついに現在の場所に新築移転 |
1997年7月 | 永田医療研究所有限会社を設立 このとき、社員数12人 |
1999年12月 | 視察渡米 フィットネスジムやリハビリクリニック、 高齢者施設を視察。 運動のできるデイサービスを計画 |
2002年3月 | 定員45名の永田デイサービスセンターを開設 40歳以上限定メディカルフィットネスを併設 (マシン30台、流水プール、ジャグジー設置) 社員数40名 |
2002年3月 | 永田居宅介護支援センターオープン |
2005年10月 | デイサービスの定員を50名に増員 社員数50名 |
2006年1月 | 前施設長が定年のため退任 |
2006年5月 | 予防デイサービス事業を開始 高齢者専用リハビリマシン「dea」8台導入 |
2011年7月 | 商号を「株式会社 永田医療研究所」へ変更 |
永田医療研究所 会社概要
法人名 | 株式会社 永田医療研究所 |
資本金 | 1000万 |
住所 | 静岡県焼津市関方67-4 |
代表者 | 代表取締役 永田雅彦 |
連絡先 | 054-626-0330 |